2011年9月12日月曜日

Dan Gardner『RISK: THE SCIENCE AND POLITICS OF FEAR』


今の日本で読まれるべきbookだと思う。
恐怖や思い込み、報道などにより、riskを正確に見極めることができなくなっている事例を紹介しているbookです。
やはりこのbookの肝はテロに関する章。
欧米でテロで死ぬ確率がいかに低いかを順を追って説明している。
テロよりも他に気をつけなきゃならないことは、世の中にはたくさんある。

これを呼んでから、マッテオ・モッテルリーニ『世界は感情で動く - 行動経済学からみる脳のトラップ』やJoel Bestの統計本をreadして理論武装すれば、少しは冷静な判断ができるようになるかもしれない。