2012年7月9日月曜日

はてなブログへ

blogを書いているネットカフェでは、Bloggerの編集がうまくできないので、blogを移転しました。

http://takabsd.hatenablog.com/

2012年4月12日木曜日

過去を振り返るのはもうやめよう。

アニメや漫画についてのarticlesを一気にpostしているのは、昔を振り返ることにに区切りをつけるため。

なので、もうしばらく続く。

最終巻が大好きな漫画

全巻通して読み返したいと思える漫画はさすがにそれほどないので。
永井豪 "デビルマン"

小山ゆう "おれは直角"
調べてみたら、最終巻には最終回だけが収録されていて、残りは番外編になっていた。
あの最終回は、その前の何話かのエピソードの流れで読んで初めて泣けるんだけどなあ。
愛蔵版とかだとまとめれてるのだろうか?
細野不二彦 "さすがの猿飛"

細野不二彦 "GU-GUガンモ"

高橋留美子 "うる星やつら"

高橋留美子 "めぞん一刻"

宮崎駿 "風の谷のナウシカ"

大好きな漫画

全巻通して好きな漫画に絞ると、以下の4作品。

タッチ

フィフティーン・ラブ

涙のバレーボール

4P田中くん

全巻とは言えないけど、大好きな漫画は以下の通り。

みゆき

"コータローまかり通る"は、第3部からは好き。特に第3部 D地区編、第4部 格闘スポーツ大会・校内編、第6部 バンド編の3シリーズが好き。

大好きなアニメ映画

お金に余裕ができたら、DVDを買うという基準で厳選した。

ルパン三世 カリオストロの城 1979

銀河鉄道999 1979

ヤマトよ永遠に 1980

さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅 1981

機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編 1982

天空の城ラピュタ 1986

機動戦士ガンダムF91 1991

大好きなTVアニメ

全話通して好きなものに絞ったら、意外と少なかった。

機動戦士ガンダム 1979-1980

あしたのジョー2 1980-1981

機動戦士Ζガンダム 1985-1986

蒼き流星SPTレイズナー 1985-1986

エスパー魔美 1987-1989

"機動戦士Vガンダム"は放送されてたのが大学生の頃で、時間の関係で見ることができる日が限られていて、多分7,8本のエピソードしか観てないと思う。でも演出が斬新でかなり衝撃を受けた作品です。一般受けはあまりよくなかったようだけど。

"新世紀エヴァンゲリオン"も衝撃を受けた作品だけど、最初から観てたわけではなく、観始めたのは17話から。

My Favorite アニソン best xx

10曲に絞れなかった。
発表年順に。

"超電磁マシーン ボルテスV" 主題歌 "ボルテスVのうた" 1977
  作詞: 八手三郎 / 作曲: 小林亜星 / 編曲: 高田弘 / 歌: 堀江美都子、こおろぎ'73、コロムビアゆりかご会

"サイボーグ009" 主題歌 "誰がために" 1979
  作詞: 石森章太郎 / 作曲: 平尾昌晃 / 編曲: すぎやまこういち / 歌: 成田賢、こおろぎ'73
エンディング・テーマもいい曲。

"銀河鉄道999" 主題歌 "銀河鉄道999" 1979
  作詞: 奈良橋陽子、山川啓介 / 作曲: タケカワユキヒデ / 編曲: ミッキー吉野 / 歌: ゴダイゴ

"ベルサイユのばら" 主題歌 "薔薇は美しく散る" 1979
  作詞: 山上路夫 / 作曲・編曲: 馬飼野康二 / 歌: 鈴木宏子
実際にアニメを観たのは高校生の時なんだけど。

"あしたのジョー2" 前期主題歌 "傷だらけの栄光" 1980
  作詞・作曲: 荒木一郎 / 編曲: 後藤次利 / 歌: おぼたけし
この曲を聴くと、今でも無性に走りたくなります。

"戦闘メカ ザブングル" 最終回挿入歌 "HEY YOU" 1983
  作詞: 井荻麟 / 作・編曲: 馬飼野康二 / 歌: MIO
"みんな走れ!"
井荻麟が富野 由悠季さんのことだって、今回調べていて初めて知った。

"みゆき" 前期ED theme "想い出がいっぱい" 1983
  作詞: 阿木燿子 / 作曲: 鈴木キサブロー / 編曲: 萩田光雄
もうこれがアニメのエンディング・テーマだってこと覚えてる人少ないんだろうな。
漫画の最終回にも使われた。

"機甲創世記モスピーダ" 主題歌 "失われた伝説(ゆめ)をもとめて" 1983
  作詞: 売野雅勇 / 作曲: タケカワユキヒデ / 編曲: 久石譲 / 歌: アンディ
これもエンディング・テーマもいい。

"重戦機エルガイム" 前期主題歌 "エルガイム-Time for L-GAIM-" 1984
  作詞: 売野雅勇 / 作曲: 筒美京平 / 編曲: 松下誠 / 歌: MIO

"超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか" 主題歌 "愛・おぼえていますか" 1984
  作詞: 安井かずみ / 作曲: 加藤和彦 / 編曲: 清水信之 / 歌: 飯島真理

"機動戦士Ζガンダム" 主題歌 "水の星へ愛をこめて" 1985
  作詞: 売野雅勇 / 作曲: ニール・セダカ / 編曲: 馬飼野康二 / 歌: 森口博子

"蒼き流星SPTレイズナー" 主題歌 "メロスのように -LONELY WAY-" 1985
  作詞: 秋元康 / 作曲: 中崎英也 / 歌: AIRMAIL from NAGASAKI

"めぞん一刻" 最終シーズン主題歌 "陽だまり"
  歌・作詞・作曲: 村下孝蔵 / 編曲: 水谷公生
これをアニソンと呼んでしまっていいのか微妙なところだけど。

"機動戦士ガンダムF91" 主題歌 "ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜" 1991
  作詞: 西脇唯 / 作曲: 西脇唯・緒里原洋子 / 編曲: 門倉聡 / 歌: 森口博子

"新世紀エヴァンゲリオン" 主題歌 "残酷な天使のテーゼ"
  作詞: 及川眠子 / 作曲: 佐藤英敏 / 編曲: 大森俊之 / 歌: 高橋洋子

アニソンは、どうしても純粋に曲だけじゃなくて作品に対する思い入れが影響してしまう。

"999"はやっぱり映画のエンディングの映像も一緒に浮かんでしまう。
"想い出がいっぱい"の場合は、アニメのイメージよりも、漫画の最終回での使われ方が良かった。

2012年4月5日木曜日

MARKETING LESSONS FROM THE GRATEFUL DEAD

MARKETING LESSONS FROM THE GRATEFUL DEAD: WHAT EVERY BUSINESS CAN LEARN FROM THE MOST ICONIC BAND IN HISTORY
David Meerman Scott & Brian Halligan 2010

this bookは一言で言えば、Web 2.0時代以降のMarketing methods集。
今の時代のMarketing Methodsがコンパクトにまとめられている。

これまでに、"Naked Conversations"や、"Wikinomics", "Crowdsourcing", "Twitterville", "The Whuffie Factor"などのbooksをreadしてきた人にはあまり得るものはないだろう。

日本だったら新書レベルの内容。強引にmarketingに結びつけてるところもあるし。
the Grateful Deadについて知りたければ、他のbooksをreadした方がいいだろうし。

this bookに掲載されているphotographsやillustrationsを提供しているのがthe Grateful Deadと深い関わりがある人たちだってのは、もしかしたらDeadheadsには買いなのかもしれない。

以上、否定的な意見を書いてきたけど、私はthe Grateful Deadのことをよく知らなかったんで、彼らがやってきたことを読むのは純粋に面白かった。

2012年3月26日月曜日

"Coders at Work" Peter Seibel 2011(2009)

一人一人の内容が冗長で長い。
全部読み終わって得られる重要な教訓は、人それぞれ主義主張が異なる、ということ。
つまり、software developmentにたった一つの正解はない、ということ。
買わずに図書館で借りるのが正解だと思う。

2012年3月19日月曜日

"フォン・ノイマンの生涯" ノーマン・マクレイ 1998

数学者Von Neumannが好きな人は読んでも面白くない。
数学者以外にはNeumannの数学の業績を紹介することは難しいだろうから、しようがない。
半分以上を軍事関係とcomputerの話題がしめる。
最初のハンガリーの歴史の紹介やNeumannの父親の話なども長すぎる。
一般人向けの伝記としても、余計な話が多すぎる。

著者がこの伝記で一番伝えたかったことは、
ソ連に世界が支配されなかったのも、第3次世界大戦が起きなかったのも、みんなNeumannのおかげ。
今の私たち(アメリカ人)が平和に豊かに暮らせるのは、みんなNeumannのおかげ。
ということのように感じた。
だから、ヨーロッパ時代の難解な数学をやっているNeumannは著者にとっては重要でない。だから苦労してNeumannの数学の解説なんかする必要はない。
同時代のHilbertやWeylといった大数学者もGödelも、著者の目には役に立たない難しいことをやってるだけに見えるんだろう。

ちなみに、死の直前、全米科学アカデミーが業績を3つあげるよう依頼してきたときのNeumann本人の回答は、
Hilbert spaceの自己随伴作用素のtheory、quantum theoryの数学的基礎付け、エルゴートtheoremの数学的基礎付け

それでも得るものはあった。
それを以下に列挙する。

自分より賢くない人と言い争うのは大の苦手。事実を突きつけて相手をつぶすことになるから。
言い負かせば相手は傷つくし、無礼だし、なによりも相手の機嫌を損ねてしまう。
いったん怒らせると、次に何かしたい時、してもらいたい時に困ってしまう。
emotionalになりがちな人間や、きっぱりとした政治信念をもつ人とは絶対に議論しない。言い争っても意見が変わるわけではなし、反論するのも面倒だし、感情をこじらせるだけだから。

友人2人に、Neumannが今生きていたら何をしているだろうかと聞いたら
「分子生物学にのめりこんでいるんじゃないか。quantum mechanicsに興奮したのと同じように、分子生物学を数学化しようとしてね」

経済学者がmathematicsを使い損ねた最大の原因は、「problemsがあいまいしごくな言葉で記述され、何が問題かも見えないので、mathで扱おうとしてもはなから無理。conceptやproblemをはっきり提示しないまま、厳密な方法論を使おうとしても無駄なこと」。
ニュートン一派が力学を打ち立てた背景には天文学の発展があり、「数千年来の系統的・科学的な天文観察の蓄積を巨人ティコ・ブラーエが集約したからである」。
「physicsにmathを応用する機がついに熟し、ニュートンが力学の合理世界を生んだとき、それと不可分の関係にあったのが無限小の計算(微積分)である。・・・今日の社会現象は、規模が大きく、顔つきが実に多彩で複雑な構造をもつが、それはphysicsも同じだ。だからmathematical economicsをまともな武器にしたければ、微積分に肩を並べるくらいpowerfulなmathの技法を生み出す必要がある。

Feynmanのプリンストン高等研究所に対する意見。
「思い悩んでいることと隣り合わせのことを学生が質問してくれて、思いがけないproblemに目を向けさせてくれる。自分だけじゃなかなか思いつけないproblemだ。講義をし、学生と付き合うからこそ仕事は前に進む。誰が発明したのか知らんが、教えなくていいhappyな立場なんて絶対に嫌だね。絶対に。」

これを読んで、朝永振一郎が、1949年に一緒にプリンストン高等研究所に行った小平邦彦に言った「天国に島流しになったみたいだ」という言葉を思い出した。(小平邦彦『怠け数学者の記』)

2012年3月12日月曜日

takabsd x iTakahiro x I,Takahiro

今はtakabsdというのをnet nameにしている。

一度net worldから引退する前は、takabsdとiTakahiroという2つのnet nameを使っていた。

その由来を、2009年の年末か2010年の年明け頃に、blogのarticleとしてpostした。
それはnet worldからの引退が間近に迫っており、自分の足跡をnetに残しておきたかったから。
それと、もしまたnet worldに復帰することができたときにまた使えるように、誰にも使ってほしくなかったから。

その時のarticleを一部修正して再掲することにした。この頃はもう精神が壊れ始めていたんだけど、その割にはコンパクトに説明しているので。

ところで、net worldに復帰してからは「I,Takahiro」という表記も使い始めた。元ネタは、もちろんIsaac Asimovの「I, Robot」。
岩元という名字で良かった。

ちなみに、現在はtakabsd.jpというdomain nameは私のものではありません。
登録料を払えなくなって更新できなくなったから。
まさかこのdomain nameを他の誰かが使うとは思ってもみなかったけど、現在は他の人(?)が使っているようです。

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Title: 自分語り takabsd x iTakahiro

私、岩元隆博は、これまで takabsd と iTakahiroという2つのnet nameを使ってきた.

iTakahiroは、主にmailのFrom欄やこのblogなどのtitleに使ってきた.

iTakahiroを最初に使ったのがいつか正確なところは覚えてないのだけど、わかる限りで一番早いのは、2001年の1月3日の fuji-mlというmailing listへのpostだ.

掲示板やmailing listも含めて、netでの発言はこの fuji-mlへのpostが初めてだったと思う.
なので、この2001年1月3日がネットデビューした日と言っていいかもしれない.

この iTakahiro という名前は、当時Internetを表す小文字の「i」を付けるproductがいくつかあり、岩元隆博のinitialとも合うし、ということで付けた.
iMacに始まり、Oracle 8i, iPlanet など.

次に、takabsd という名前を最初に使うようになったのは、2003年3月16日だったと思う.
takabsd.jpというdomain nameを登録したのがこの日だった.

最初 iTakahiro.jp というのも考えたんだけど、文字数が多いのと、この名前の肝は最初の小文字の「i」とその後ろの大文字の「T」なんだけど、それがdomain nameだと区別されないので、やめた.

そこで考えたのが takabsd.jp というdomain name.

理由は、当時FreeBSDをメイン環境で使っていたから.

『BSD MAGAZINE』の"焼肉夜話"の中で、「日本独自の BSD を出すとしたら Jun(純)BSD だ」って話があり、それにちなんで takaBSD と付けることにした.
これは、BSDを代表する日本人に Jun(純) が多かったから。いとぢゅん、蛯原純、村井純.

最初の頃は、takaBSDと表記してたんだけど、いつのまにか takabsd とすべて小文字で表記した方がよく思えてきたので、今はほとんど小文字の takabsd と表記している.
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2012年1月16日月曜日

手塚治虫『観たり撮ったり映したり』

追記
もちろん、面白さだけなら、少年チャンピオンに連載中の『ブラック・ジャック創作秘話~手塚治虫の仕事場から~』の方がぶっ飛んでいます。



昔、手塚治虫の『観たり撮ったり映したり』についてblogに書いた記事を、そのまま掲載します。
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見つけた!! 「ゆきゆきて,おやじよ」

この blog へのリファラを見てたら、「観たり撮ったり映したり ゆきゆきて神軍」での検索が一件あった
おっ、と思いリンクをたどったらこんなページを見つけた
www.phoenix.to/87/mitari60.html

なんと、『手塚治虫漫画全集394巻 手塚治虫エッセイ集5』 に「ゆきゆきて,おやじよ」が収録されているというのだ



10年前ぐらいに世田谷中央図書館で、『観たり撮ったり映したり』を借りて読んだ
『観たり撮ったり映したり』の増補・改訂愛蔵版が出たのは、1995年の10月のようだ。もうちょっと前だと思ってたんだけど



私が読んだのは最初に出たほうではなく、増補・改訂愛蔵版の方だというのは間違いなさそうだ
このページによると、
www.phoenix.to/82/mitari.html
「ゆきゆきて,おやじよ」は最初に出た方には収録されてないようなので

私の手塚治虫さんの印象は、生前にテレビに出てた時の印象から、紳士然としたきちっとした人だと思ってたんだけど、このエッセイの中の手塚さんは喜怒哀楽をあらわにするかなり面白い人だった
そして文章もすこぶる面白い

その後しばらくして(世田谷から千葉市に引っ越した 1998年頃?)、『観たり撮ったり映したり』を買いたいと思い、神保町の三省堂を探したのだけど、よれよれのものが一冊見つかっただけだった

階を移動すると、講談社の『手塚治虫漫画全集』のコーナーを見つけた
その中にはエッセイ集もある

どれかに『観たり撮ったり映したり』が収録されてるんじゃないかと思い、家に帰って Web で調べると、エッセイ集8 に収録されてることがわかった

そして、買ったのが『手塚治虫漫画全集 別巻16 手塚治虫エッセイ集 8』



しかーーし、これには「ゆきゆきて,おやじよ」が含まれていなかったのである

その時は、「ゆきゆきて,おやじよ」は内容がアレだから、除外されたのかと思った。この全集の装丁が漫画単行本のそれだったし

しかし、他の巻に収録されてたとは

このページ
www.phoenix.to/82/mitari.html
を見ると、結構、他の巻に分散してるし、未収録のものも収録されてるようだ

当時はお金がなかったから、『エッセイ集 8』だけ買ったんだけど、またお金のない時に見つけてしまった
いつかエッセイ集は全部揃えたいものです

ところで、手塚治虫さんに「大家」・「大作家」という固定観念を持ってる人は、ぜひ『観たり撮ったり映したり』に収録されてるものを読んで欲しい

私も最初は、アニメになった手塚さんの作品を見てもオーソドックスなものばかりだと思ってたんだけど、高校生の頃、『リボンの騎士』の再放送を見てそのアバンギャルドさにぶっ飛んだものです

『観たり撮ったり映したり』の中の手塚さんはとても活き活きとその本性をあらわにしてくれています